ぷちらんちゃ
Programed by じぇーど

詳細説明
（ベース：Version 6.7f）

内容

　Windows上で動作するボタン型起動ランチャーツールです。

　ランチャーとしての機能は「シンプルさ」を重視し、スキンやグラデーション、ユーザ設定色によるカラーリング設定の豊富さで「見た目」も重視しています。
　1〜20枚の用途毎に分けられるタブにそれぞれ8〜400個のファイルを登録することができます。タブ内では１画面に出すボタンを横列×縦列の数で設定の上、ページ分けして表示されます。
　横画面、縦画面、メニュー風の３つの表示モードを切り分けて使用することが可能で、デスクトップ環境において邪魔にならないように配置させやすくなっています。また、デスクトップの画面端をマウスポイントし続けたり、マウスカーソルを振ったり、マウスのボタンや特定のキーを押し続けたときに表示させることもできます。
　スケジュール機能もあり、登録されたファイルやシャットダウン・再起動などを、指定したスケジュールで実行させることもできます。

　登録では起動オプションや作業フォルダの登録も可能で、ドラッグ＆ドロップでの登録、ショートカットで登録するとリンク先で登録、フォルダからの一括登録、登録したもののコピー・切り取り・位置交換等を行うことができます。また、１回分の変更に限り、元の状態に戻すこともできます。
　起動ではボタンを押しての通常起動の他、登録済みのボタンに対してファイルをドラッグ＆ドロップすると、そのファイルを起動オプションとして登録済みのアプリケーションを起動することもできます。また、フォルダを登録した場合にはメニュー形式で展開、起動することもできるようになっています。

動作環境

• Windows 98(SE)/Me/NT4/2000/XP/2003/2008/7/8 で動作確認しています。
• Microsoft Internet Explorer 4.0以降をインストールした環境が必須です。
• 動作OSにより、一部の機能が使用できない場合があります。
• 推奨動作環境
  　　　　解像度：800 x 600 以上
  　　　　表示色：65536色（High Color:16ビット）以上
  

画面

　ぷちらんちゃを起動すると、下のような画面が現れます。

　
　

　設定により、様々な形状の画面構成・スキン・色調・グラデーション効果等を設定することができます。

　

　また、タスクトレイにもぷちらんちゃのアイコンが表示されます。アイコンをクリックすると最小化状態であればそれを解除し、最前面に表示させます。Shiftキーを押しながらクリックした場合は、無条件にタスクトレイ付近にぷちらんちゃのウィンドウが移動されます。また、アイコン上でマウスを右クリックすることでメニューが表示されます。
　このアイコンは設定により何種類かの中から選択して変更できます。、また、他設定との組み合わせによりますが、表示させなくすることもできます。


　

使用方法

　ランチャーですので、基本的には「ボタンへ登録」を行い、それを「起動」して使用します。
　また、ぷちらんちゃウィンドウ上でマウスの右ボタンをクリックすることで操作メニューが現れます。詳細は「右クリックメニュー」を参照してください。

　ぷちらんちゃは基本的に常駐型のソフトウェアです。初期設定ではウィンドウを表示させた状態のままで使用することになりますが、設定により通常時はウィンドウを表示せず、必要なときにだけ表示させて使用することもできるようになっています。
　ぷちらんちゃのウィンドウ表示は様々な形態に対応しており、以下のウィンドウ表示状態を「設定」で設定します。


• （状態設定なし）
• 登録ファイル起動後に最小化
• 最前面でなくなったときは最小化
• 常に最前面に表示
• 特定操作時に最前面表示（通常時は最小化しておくことも可能）
  　　（特定操作：画面端マウスポイント、マウスカーソルを振る、マウスボタン長押し、特定キー長押し）
  

　この他、タスクバーにウィンドウタイトルを表示したり、タスクトレイにアイコンを表示させなかったりすることもできます。

　また、通常はWindowsにログインしたユーザ毎に環境設定を持って動作しますが、「その他メニュー」の「動作環境」メニューで「全ユーザ共用の環境」と「ユーザ個別の環境」とを切り替えて使用することもできます。

　なお、ぷちらんちゃは起動元のパスが違っている場合に限り、複数同時に起動することが可能です。同一パスからの複数同時起動はできません。

登録ボタンへの登録

　

　登録ボタン上でマウスを右クリックし「登録・編集」を選択、またはフォーカスが当たった状態で「Ctrl＋Enter」キーを押すと、登録・編集用の画面が現れます。既に登録されているボタンでこの操作を行うと、登録されている内容が表示され、編集することができます。登録ボタンへ登録する種別としては「ファイル・フォルダ」「URL」「ぷちらんちゃメニュー内容」「ボタンリンク」の４種類があります。

　登録ボタンへ登録するには、右クリックメニューの他に登録するファイルを登録ボタンに対してドラッグ＆ドロップすることでも可能です。既に登録されているボタンに対してこの操作を行った際の動作は、設定により「上書き」と「起動オプションとして起動」を切り替えられます。ただし、複数のファイルをドラッグ＆ドロップして登録しようとすると、登録・編集画面を経由せず、タブ内の空き未登録ボタン数が許す限り登録されます。

　また、タブパネルボタン上でマウスを右クリックし「フォルダから一括登録」を選択すると、フォルダ参照ダイアログを経由し、指定のフォルダ内のファイル・フォルダ全てをタブ内の登録ボタンに一括登録することができます。一括登録の際には、登録するファイルの種別を指定することもできます。
　フォルダから一括登録を行うには、右クリックメニューの他にフォルダをタブパネルボタンに対してドラッグ＆ドロップすることでも可能です。
　また、タブパネルボタンへドロップしたのがファイルだったり、フォルダであっても複数であったりした場合は、そのタブに対してドロップしたファイルをそのまま空いている登録ボタンに登録します。

登録ファイルの起動

　登録済みの登録ボタンを押す、登録ボタン上でマウスを右クリックし「起動」を選択、またはフォーカスが当たった状態で「Enter」キーを押すと、登録されているファイルやぷちらんちゃメニューなどを起動します。「ボタンリンク」の場合は、リンク先の登録ボタンを実行します。実行形式ファイルの他、拡張子に関連付けされたファイル、フォルダも起動・展開できます。

　また、設定によりファイルを登録済みのボタンにドラッグ＆ドロップすることで、そのファイルを起動オプションとして起動させることもできます。複数のファイルをドラッグ＆ドロップして起動した場合、その全てのファイルパスを「""」で囲み、スペース区切りで繋げたものを起動オプションとして起動させます。

　登録画面で登録ファイルパスにフォルダのパスを指定し、かつ「メニュー形式で開く」にチェックしている登録ボタンを押すと、メニュー形式でフォルダの内容が展開されます。

　起動の際、「Shift」キーを押したまま起動すると「起動後に最小化」設定が有効になっていてもそれを一時的に無効にして起動することができます。また、「Shift」キーと「Ctrl」キーを押したまま起動すると「メニュー形式で開く」設定を切り替えて起動することができます。

　タブパネルボタンメニューの「タブ内全起動」メニューでは、タブ内に登録されているフォルダやファイルを一括で起動することもできます。

メニュー形式表示

　

　登録画面で登録ファイルパスにフォルダのパスを指定し、かつ「メニュー形式で開く」にチェックしている登録ボタンを押すと、メニュー形式でフォルダの内容が展開されます。設定により、メニュー形式で開かれる登録ボタン上に一定時間マウスポイントするだけでもメニュー形式で展開することができます。

　マウスまたはキーボードの方向キーの上下によって起動したいファイルを選択し、マウスの左ボタンまたは「Enter」キーで起動します。メニュー内のフォルダは、フォルダ上にマウスを置くか「→」キーを押すことで展開され、「←」または「Esc」キーを押すと閉じられます。フォルダをダブルクリックするか「Shift」+「Enter」キーを押すとフォルダ自身を起動します。
　メニュー形式表示からのファイル起動の際、その作業フォルダはその親フォルダが設定されます。
　また、メニュー上で右クリックすることでメニュー形式表示用の右クリックメニューが現れ、「起動」「リンク先フォルダを開く（ショートカットの場合のみ）」「プロパティ」を実行することもできます。

　メニューの表示形態は、画面設定で様々な設定をすることができます。

　メニューが縦長で画面内に全て表示されない場合、メニューの上下にスクロール用にボタンが付加されます。「」「」を押すと上下に１つずつ、「」「」を押すと上下に半画面ずつそれぞれスクロールさせることができます。これらのボタンは押しっぱなしにすることでスクロールさせ続けることもできます。スクロールはマウスホイールの回転でも可能で、キーボード操作でも「Shift」+「↑」または「Page Up」および「Shift」+「↓」または「PageDown」で半画面分スクロールさせることができます。また、「Home」「End」を押すことでメニューの先頭、末尾に移動することもできます。
　また、画面設定によりメニューを複数列で表示することもできます。この場合、スクロールは列単位でのスクロールになります。

右クリックメニュー

　ぷちらんちゃウィンドウ上でマウスの右ボタンをクリックすると、以下の操作メニューが現れます。現れる操作メニューは、右クリックを行った場所によって異なります。
　また、キーボードで「アプリケーションキー」または「F2」キーを押すことでも右クリックメニューが現れます。この場合、登録ボタン上にフォーカスが当たっている状態では登録ボタンメニューが現れ、そうでない状態ではシステムメニューが現れますが、Shiftキーを同時に押した場合は登録ボタン上にフォーカスが当たっていてもシステムメニューを出すことができます。メニュー形式表示上でも同様の操作が行えますが、このときはメニュー項目が選択されている場合にのみメニュー形式表示メニューが現れます。


　登録ボタンメニュー　

　登録ボタン上でマウスを右クリックすると、登録ボタン操作メニューが現れます。
　「起動」「起動オプションを指定して起動」「作業フォルダを開く」「親フォルダを開く」「コメントのURLを開く」「登録・編集」「ショートカット作成」「削除・詰め削除」「挿入」「切り取り・コピー・貼り付け・リンク登録・位置交換・詰め移動」「プロパティ」などのメニューがあります。


　タブパネルボタンメニュー　

　タブパネルボタン上でマウスを右クリックすると、タブパネルボタン操作メニューが現れます。
　「タブプロパティ」「タブ内全起動」「検索」「フォルダから一括登録」「フォルダへショートカット一括作成」「タブ内全削除」「タブ内全切り取り・コピー・貼り付け・交換・詰め移動」などのメニューがあります。


　システムメニュー　

　その他の部分でマウスを右クリックすると、設定等、その他の操作メニューが現れます。また、タスクトレイ中のアイコンで右クリックした場合も、このメニュー項目の一部が選択できます。
　「ページ移動」「タブ切り替え」「表示中タブ操作」「システム制御（シャットダウン、再起動、ログオフ、スタンバイ、休止モード、スクリーンセーバ、モニタ省電力モード、コンピュータのロック、NTP時刻調整、ごみ箱を空にする、デスクトップの表示、スクリーンセーバ有効・無効化）」「ファイル名を指定して実行」「スケジュール」「検索」「設定、画面設定、クイック設定」「動作環境」「ログ表示」「ヘルプ、バージョン」「最小化、元のサイズに戻す、終了」などのメニューがあります。


　メニュー形式表示メニュー　

　メニュー形式表示中にメニュー項目でマウスを右クリックすると、メニュー形式表示メニューが現れます。
　「開く」「アプリケーション（プログラム）から開く」「送る」「リンク先フォルダを開く」「起動オプションを指定して開く」「ぷちらんちゃに登録」「並び替え」「スクロール」「プロパティ」などのメニューがあります。



　この他、「アイコンリフレッシュ」「元に戻す」「やり直し」などのメニュー項目もあります。

　これらのメニューは、構成設定でメニュー項目を非表示にする（一部メニューを除く）こともできます。

設定・画面設定

　設定には大きく「構成」「初期」「動作」「ファイル」「登録」「実行」の設定があり、それぞれに関して細やかに設定することができます。

　画面設定には大きく「レイアウト」「ウィンドウ」「タブ」「登録ボタン」「描画」「フォント」「色調」「ユーザ設定色」「メニュー形式表示」「スキン」の設定があり、以下のような設定画面で各部分毎にプレビューで確認しながら設定することができます。

　

タブプロパティ

　

　タブプロパティでは、タブ名称やタブ内の登録ボタン内容の位置を変更したり、削除したりすることができます。

スケジュール

　

　スケジュールリストには現在登録されているスケジュールが表示されます。アイコンが「（ON）」になっていて文字色が黒のものはスケジュールが有効になっていますが、アイコンが「（OFF）」で文字色が灰色のものは保留状態を表し、スケジュールが実行されないことを示します。また、リストのヘッダ部分をクリックすることでソートすることもできます。

　スケジュール機能は、ぷちらんちゃ動作中（Windowsにログインしてぷちらんちゃが起動されている状態）のときのみに実行され、それ以外の状態でスケジュールが実行されることはありません。誤解のないように使用してください。

検索

　

　ぷちらんちゃに登録しているものから、検索条件に従って検索します。検索条件として指定できるものは「登録名」「タブ番号」「登録種別」「パスまたはURL」「コメント」「存在しないパス（登録ファイルパス、表示用アイコンファイルパス）」があります。「登録名」「パスまたはURL」「コメント」については、指定した文字列が含まれる（大文字／小文字は区別せず）ものを検索します。また、「登録種別」では「リンク登録」のものを検索することはできず、「タブ番号」についてはタブパネルボタンメニューから実行した場合にはデフォルトでそのタブが指定されます。「存在しないパス」については、登録ファイルパス、表示用アイコンファイルパスそれぞれの指定されているパスをチェックし、現在アクセスできないパスとなっているものが検索されます。

　検索された結果は、選択して「起動」「編集」「削除」「プロパティ表示」を行うこともできます。ただし、「編集」または「プロパティ表示」する場合及び、パスワード付きのものを「起動」または「削除」する場合では、１つだけ選択した場合のみ実行できます。
　また、リストのヘッダ部分をクリックすることでソートすることもできます。

キーボード操作

　キーボードからでも以下の操作が可能です。キーボードでの操作は、ウィンドウがアクティブ状態になっていないと受付けられません。



キーボード操作	動作
[0]〜[9]、 [-]、[+]、[^]、 [Ctrl]+[1]、 [Ctrl]+[2]	それぞれのタブにダイレクトで移動 [1]〜[9] 　：　そのタブ番号 [0] 　：　タブ10 [-] or [Ctrl]+[1] 　：　タブ11 [+] or [^] or [Ctrl]+[2] 　：　タブ12
方向キー	登録ボタンフォーカスの上下左右（メニュー風モードでは上下のみ）移動 （登録ボタンにフォーカスがない場合は、表示ページ内先頭の登録ボタンにフォーカスを当てる）
[shift]+方向キー、 [Tab]	表示タブの移動、または表示ボタン位置スクロール 横・縦画面モード時 [shift]+[←] or [shift]+[↑] or [Shift]+[Tab] 　：　前タブへ移動 [shift]+[→] or [shift]+[↓] or [Tab] 　：　次タブへ移動 メニュー風モード時 [shift]+[←] or [Shift]+[Tab] 　：　前タブへ移動 [shift]+[→] or [Tab] 　：　次タブへ移動 [shift]+[↑] 　：　上スクロール [shift]+[↓] 　：　下スクロール
[PageUp]	横・縦画面モード　：　前ページへ移動 メニュー風モード　：　上スクロール
[PageDown]	横・縦画面モード　：　次ページへ移動 メニュー風モード　：　下スクロール
[Home]	横・縦画面モード　：　トップページへ移動 メニュー風モード　：　先頭へ移動
[End]	横・縦画面モード　：　最終ページへ移動 メニュー風モード　：　末尾へ移動
[F]	ファイル名を指定して実行
（[Shift]+）[P]	横画面／縦画面／メニュー風の画面モード切り替え （Shiftキーも押された場合は逆順で切り替え）
（[Shift]+）[B]	登録ボタンのサイズ切り替え（アイコンのサイズも連動） （Shiftキーも押された場合は逆順で切り替え）
（[Shift]+）[Ctrl]+[B]	登録ボタンに表示するアイコンのみのサイズ切り替え （Shiftキーも押された場合は逆順で切り替え）
[N]	登録ボタンの登録名表示有無切り替え（横・縦画面モードのみ）
[L]	登録ボタンの透明表示切り替え
[M]	メッセージ領域表示有無切り替え（横画面モードのみ）
[G]	タブ形状切り替え
[A]	「登録ファイル起動後に最小化」設定切り替え （「最前面でなくなったときは最小化」設定がOFFの場合のみ）
[S]	「最前面でなくなったときは最小化」設定切り替え （「常に最前面に表示」と「特定操作時にのみ表示」設定がOFFの場合のみ）
[T]	「常に最前面に表示」設定切り替え （「最前面でなくなったときは最小化」設定がOFFの場合のみ）
[E]	「特定操作時にのみ表示」設定切り替え （「最前面でなくなったときは最小化」と「タスクバーにウィンドウタイトルを表示」設定がOFFで、かつ設定で特定操作選択がされている場合のみ）
[W]	ウィンドウ移動の抑止切り替え
[Z]	ウィンドウサイズ変更の抑止切り替え
[Space]	自動最小化抑止スイッチ切り替え
[C]	設定
[Shift]+[C] or [I]	画面設定
[D]	スケジュール
[Ctrl]+[F]	検索
[R]	表示中タブのタブプロパティ
[F8]	表示中タブのタブ内全起動
[Backspace]	元に戻す
[Shift]+[Backspace]	やり直し
[Esc]	最小化または終了（設定による）
[Ctrl]+[S]	設定ファイル保存
[F1]	ヘルプの表示
（[Shift]+） [F2] or [Application]	右クリックメニューの表示 （Shiftキーも押された場合はフォーカスの位置にかかわらずシステムメニューの表示）
[Alt]+[F4]	終了
[Alt]+[?(/)]	バージョン表示


　登録ボタンまたはタブの上にフォーカスがある状態では、以下の操作も行えます。「貼り付け」以外は、その場所が登録済みの場合にのみ有効となります。



キーボード操作	動作
[Enter]	起動（登録ボタン上でのみ）
[Shift]+[Enter]	起動（「起動後に最小化」設定を抑止、登録ボタン上でのみ）
[Ctrl]+[Enter]	登録・編集（登録ボタン上でのみ）
[Shift]+[Ctrl]+[Enter]	起動（フォルダを登録している場合、「メニュー形式で開く」設定を切り替えて起動、登録ボタン上でのみ）
[Ctrl]+[C]	コピー
[Ctrl]+[X]	切り取り
[Ctrl]+[V]	貼り付け
[Ctrl]+[K]	リンク登録（登録ボタン上でのみ）
[Ctrl]+[Z]	位置交換
[Delete]	削除
[Ctrl]+[Delete]	詰め削除（登録ボタン上でのみ）
[Ctrl]+[Space]	挿入（登録ボタン上でのみ）


　メニュー形式でフォルダを表示している状態では、以下の操作を行えます。



キーボード操作	動作
方向キー	メニュー項目の選択移動 [↑] 　：　メニュー選択項目の上移動 [↓] 　：　メニュー選択項目の下移動 [Shift]+[↑] 　：　メニューの上スクロール [Shift]+[↓] 　：　メニューの下スクロール [→] 　：　フォルダ選択時にサブメニューを展開、または右移動（設定による） [←] 　：　展開しているサブメニューを閉じる、または左移動（設定による）
[Enter]	起動（選択時のみ、フォルダは展開）
[Shift]+[Enter]	起動（選択時のみ、フォルダも起動、実行ファイルでは起動オプション指定起動）
[PageUp]	メニューの上スクロール
[PageDown]	メニューの下スクロール
[Home]	メニューの先頭にスクロール
[End]	メニューの終端にスクロール
[F2] or [Application]	右クリックメニューの表示（選択時のみ）
（[Shift]+）英数字キー	その文字から始まるファイル名がある部分を表示（Shiftキーも押された場合はフォルダを無視してファイルだけを対象とする）
[Esc]	メニューを閉じる

特定操作での最前面表示

　通常時にはデスクトップ画面上にはぷちらんちゃウィンドウを表示させず、特定操作を行った時だけ、ウィンドウを最前面でかつアクティブ状態で表示することができます。表示のための特定操作としては、以下の種類があります。


• デスクトップの画面端をマウスでポイントし続ける
• マウスカーソルを振る
• マウスのボタンを長押し
• 特定のキーを長押し

　ぷちらんちゃで使用できる特定操作の判定は、正直言って「かなり微妙」なものになっています。そのため、精度を求める場合は「基本的に非表示」の設定にし、マウスジェスチャ系のソフトウェアを使用してぷちらんちゃの実行ファイルを起動させる仕組みを持たせた方がより確実な操作を期待できます。

特殊操作

　表示位置移動　

　ボタン以外の部分をドラッグすることで、画面（デスクトップ）内でぷちらんちゃのウィンドウ表示位置を移動させることができます。


　ウィンドウサイズ（ボタン表示数）変更　

　ぷちらんちゃのウィンドウ枠をマウスでポイントし、マウスカーソルが２方向の矢印になった状態でマウスの左ボタンを押してドラッグするとウィンドウサイズを伸縮（このとき表示されるボタン数も変更）することができます。左ボタンを離した時点でサイズが確定します。
　メニュー風モード時にこの操作を行うと、縦方向に操作したときはボタン表示数が変更されますが、横方向に変更した場合はボタン幅が±10ピクセル単位で変更されます。


　ファイルのドラッグ＆ドロップ　

　ファイルをドラッグし、ぷちらんちゃウィンドウへドロップすることで以下の操作が可能になります。ドロップした場所により、多少動作が異なります。



• タブパネルボタンにファイルをドロップする
  →そのタブに対してファイルを登録
  
  
• 登録ボタンにファイルをドロップする
  →その登録ボタンが未登録であればファイルを登録
  　登録済みであれば設定により、ファイルを起動オプションとして起動、または登録ボタンにファイルを登録
  　（「登録ボタン系特殊操作も参照してください）
  
  
• ボタン以外の部分にファイルをドロップする
  →表示中のタブに対してファイルを登録

　登録ボタン系特殊操作　

　登録ボタンでのマウス操作時に、CtrlキーあるいはShiftキーを押すことで以下の操作が可能になります。
　Ctrlキーは登録関係、Shiftキーは起動関係のものと考えると覚えやすいでしょう。



• Shiftキーだけを押しながら登録ボタンを押す
  →登録ファイルを起動するが、起動後に最小化しない（※１）
  
  
• ShiftキーとCtrlキーを押しながら登録ボタンを押す
  →登録ファイルを起動するが、フォルダ起動の場合は「メニュー形式で開く」設定を切り替えて起動する
  
  
• Ctrlキーだけを押しながら登録ボタンを押す
  →登録・編集を行う
  
  
• Shiftキーだけを押しながら登録済みの登録ボタンをドラッグし、未登録のボタンへドロップ
  →移動を行う
  
  
• Shiftキーだけを押しながら登録済みの登録ボタンをドラッグし、他のタブパネルボタンへドロップ
  →ドロップしたタブ内の一番最初に空いている場所に移動
  
  
• Ctrlキーだけを押しながら登録済みの登録ボタンをドラッグし、他のボタンへドロップ
  →位置交換を行う
  
  
• ShiftキーとCtrlキーを押しながら登録済みの登録ボタンをドラッグし、他のボタンへドロップ
  →詰め移動を行う
  
  
• Shiftキーを押しながら登録ボタンにファイルをドロップする
  →起動オプションとして起動（※２）
  
  
• Ctrlキーを押しながら登録ボタンにファイルをドロップする
  →上書き登録を行う（※２）
  
  
　※１：設定「登録ファイル起動後に最小化する」にかかわらず
　※２：設定「登録済みボタンへのファイルドロップ操作」にかかわらず


　タブパネルボタン系特殊操作　

　タブパネルボタンでのマウス操作により、以下の操作が可能になります。



• Shiftキーだけを押しながらタブパネルボタンをドラッグし、１つも登録されていないタブパネルボタンへドロップ
  →移動を行う
  
  
• Ctrlキーだけを押しながらタブパネルボタンをドラッグし、他のタブパネルボタンへドロップ
  →位置交換を行う
  
  
• ShiftキーとCtrlキーを押しながらタブパネルボタンをドラッグし、他のタブパネルボタンへドロップ
  →詰め移動を行う
  
  
• タブパネルボタンをダブルクリック
  →タブプロパティを表示

　設定（または画面設定）画面の表示　

　ぷちらんちゃウィンドウ内のボタン以外の部分をダブルクリックすることで、「設定」画面が表示されます。また、このときにShiftキーが押されている場合には、「画面設定」画面が表示されます。

著作権と利用について

　「ぷちらんちゃ」はフリーソフトウェアです。その著作権は作者である私（じぇーど）が有しています。

　再配布は基本的に自由に行って結構ですが、以下の事項を遵守してください。



• 営利目的での配布は厳禁です。
• 提供ファイルを改変せず、提供ファイル全てをアーカイブした形で再配布するようにしてください。アーカイブの形式は自由とします。
• ソフトライブラリ、雑誌、ホームページ等への掲載・転載は歓迎しますが、その場合は事後でも結構ですので作者にメールで連絡していただけると幸いです。
• バージョンアップ等の対応は、再配布者が責任を持って行ってください。

　本プログラムは完全無保証です。本プログラムの使用によって万が一事故等が生じた場合、直接の原因が本プログラムにあった場合でも、作者は一切の責任を問われないものとさせていただきます。


ぷちらんちゃ ： Copyright (C)2003-2013 じぇーど（Jed）